ささやかだけど華やかな、日々に彩りを添えるもの - 井川絢子 -

繊細な絵付けの美しさと愛らしさに思わず見入ってしまう作品たち。茨城県の作家 井川絢子さんに制作のことなどお話を伺いました。

京都の大学時代では日本画を学ばれていた井川さん。大学4年生の時に就職するか大学院に進むか迷い、どちらにも踏み込めずにいたそうです。そんな時、日本画で学んだ技術を活かせないかと考え、うつわに絵付けできるのではと思い立ちます。卒業後は笠間の窯業指導所に入学。陶芸の道に進まれます。

制作する上で大切にしていることは「丁寧につくること」。作陶するたびに毎回色々な発見があり、上手くいったりいかなかったりを繰り返しだそうですが、最善の方法を探して少しでもより良いものをという思いで日々取り組まれています。

 

淡いやさしい色合いの作風がなんとも素敵です。




「絵付けやデザインで影響を受けているのは、日本画が一番大きいと思いますが、自然や生き物、好きな北欧雑貨、テキスタイル、また娘と読む絵本などからも影響を受けています。」と井川さん。

益子陶器市に出店された際のブース


素敵な作品が並び、まるでお花畑のような雰囲気でした。
眺めるだけで幸せな気持ちに。井川さんとの会話も楽しいひとときでした。



「今後は大きなものも作りたいなと思っています。学生の頃はオブジェも制作さしていたのでオブジェにも挑戦したいなと思ってます。」これから生まれる作品も今から楽しみですね!

ささやかだけど華やかな、暮らしに彩りを添えられるような作品作りを心がけ、日々作陶されています。


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