あたたかな気持ちに包まれて - ははみや -

京都 嵯峨嵐山で制作している「ははみや」さんの愛らしいお雛様やうつわたちが届きました!

ははみやさんの取り扱い作品


「だれもがいたお腹のなかのような、暖かく包み込まれるようなイメージ、器も食べ物を包むものですし、土、大地から生まれたものでもあるので、そういう思いを込めて''ははみや’’と名付けました。」

パッと回りが明るくなるようなチャーミングな笑顔の幸子さんと誠実なお人柄が溢れるご主人の淳史さん。ははみやさんはご夫婦で制作しているユニットです。

''人との出会いを大切にし、目の前のことを何事も誠意をもって取り組む、そして手に取ってくれた人がやさしくあたたかな気持ちになるように...''という思いを込めて日々作陶しています。


淳史さんは、大学卒業後、手に職をつけたいとの思いもあり、京都府立陶工技術専門校図案科で学ばれます。「京都の窯元の職人だったこともあって、きちっと目印をつけて絵付けしてるので割と均等な絵柄になっていると思います。」と淳史さん。緻密に描かれた繊細で色彩豊かな絵柄は優美さが漂っています。

奥様の幸子さんは地元大阪の芸術大学で学ばれた後、陶芸教室で働いてましたがあこがれの地でもあった京都でさらに陶芸を学ばれます。 下絵などを描かずにその時の流れで描いているので、伸びやかで表現豊かな絵付けになっています。作品には幸子さんの感性の鋭さがそのまま落とし込まれ独自の存在感を放っています。

作り方は対局のお二人ですが、京都で学んだこと、今自分たちに出来ることを活かし理想のカタチに近づけているそうです。

作陶風景
ははみやさん制作風景

ゴールデンウィークに全国から選ばれた作家さんたちが集まる信楽作家市にもご出店されています。

ははみや

信楽作家市のブース。看板も可愛らしいですね。

信楽作家市





さて、さっそく作品のご紹介です!

「目の前のことを誠実に取り組む」との言葉通り、作品を拝見するとどれだけ手間と時間をかけたのだろうということが分ります。店主は初めて作品を拝見した時、その万華鏡のような繊細な彩りの豊かさに思わず「わあ~」と声をあげてしまいました。


例えば、こちらのカップは赤い部分などが上絵付けです。
素焼きの後に下絵付けをして焼きあがってから、また絵付けをすることを「上絵付け」と言います。数多くの工程を踏む必要がありますが、透明感や奥行き、表情の豊さが増します。

ははみやマグカップ
ははみやマグとお皿

筆でひとつひとつ真心を込めて制作しています。これは手描き?と思ってしまうほどすみずみまで魅入ってしまう細やかさです。可憐な佇まいに心もワクワク楽しくなりますね。

ははみやさんのうつわ通販
ははみやさんマグオンライン販売



今回は、とっても可愛らしいお雛様もつくっていただきました!


ほっこりした表情とひとつとして同じものがない味わい深さ。華やかで雅な世界観に引き込まれてしまいます!

ははみやさんのお雛様
ははみやお雛様

京雛は京都で作られたお雛様のことでお内裏様が通常とは逆位置の右側になります。

「私の祖母から譲り受けた立ち雛がお気に入りで、それが京風のスタイルだったので私もそう作ってますが、季節を感じて楽しんでいただけるならどちらも大丈夫ですよ~。」と幸子さん。


雅な雰囲気の敷物もお雛様を引き立てています。

ははみやお雛様通販

日本の古い文様やお寺の屏風、中国の絵柄など色々と参考にし、使う人が楽しくなるようなものを制作されているははみやさん。これからも素敵な作品を楽しみにしてますね!

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ははみや

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