ほっこりやさしい時間をいっしょに - 木絵雑貨 -

岐阜の木工作家 木絵雑貨さんの愛嬌たっぷりの作品の取り扱いをさせていただくことになりました。制作のことなどお話を伺いました。

木絵雑貨豆皿子ちゃん

木絵雑貨(きえざっか)さんは、岐阜県美濃加茂市でご夫婦で木工の雑貨を制作されています。愛知県出身の奥様のやすよさんは趣味でトールペイントを学ばれたことが木工に絵付けすることのきっかけだそうです。その後マトリョーシカを作られていたやすよさんでしたが、独学で木工の成形を学んだ旦那さまと、だんだんと自然に一緒に制作するようになります。

「木工の人形=こけしということでおかっぱの女の子になりました。二人で制作を始めた最初の頃は、私がイメージした物を夫に作ってもらうとき、なかなかイメージが伝わらず細かく図面を書いて伝えたりしましたが、今は図面を書かなくても伝わるようになったので、とても仕事がやりやすくなりました。」とやすよさん。


制作の時は丁寧に真心をこめて。個々に違う木の風合いをいかし、
固定した工具を当てて削る木工旋盤で形成をしています。
木絵雑貨取り扱い一覧

顔の部分だけでも絵の具を塗りドライヤーで乾かし、また塗って乾かし…を3回くらい繰り返して絵付けします。他の部分は、絵の具をたっぷり乗せて一日かけて自然乾燥。絵柄の箇所によって作業を繰り返していきます。

 木絵雑貨トレイいちご

フリーハンドで描かれた豆皿子ちゃん。服などを考えているときは、子供の頃に着せ替え人形で遊んでた時のようにワクワクするそうです。
豆皿子ちゃんうさぎ
木絵雑貨 豆皿子いちご

昭和のお菓子入れからイメージして制作された「菓子器」

どこか懐かしいような形も愛おしい!
木絵雑貨菓子入れ

見ているだけでも笑みがこぼれてしまう愛らしさ。ニコニコ見守ってくれているようで心和ませてくれます。


木は自然のものなので、すべて一品づつ色合いや風合いが異なります。まさにOnly One!木工作品ならではの経年変化もゆっくりと起こりますので、一緒に年をとるようでそれも楽しみのひとつです。
木絵雑貨

食用オイルを塗って仕上げています。ご使用の際は食べ物を直接のせるのはお勧めいたしません。防水加工はされてませんので汚れたときはやわらかいスポンジで優しく洗い、水の中に長時間つけおきはしないようにしてくださいね。表面がかさついて気になる時には、乾性油(えごま油、クルミ油など)だとベタつかないので、キッチンペーパーに染み込ませて塗って手入れするとしっとりと風合いが落ち着きます。

いつも心がキュンキュンするような作品を作られている木絵雑貨さん。これからもどんな素敵な木絵ちゃんが誕生するか楽しみです。

木絵雑貨
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