日常にひとさらのユーモアを - 喜多代京子 -

ひと目見た瞬間に心をつかまれる、なんともおかしみある表情の器たち。ニヤリと微笑んでいるようだったり、ちょっととぼけた顔をしていたり。そんな楽しくて愛嬌たっぷりの作品を生み出しているのが、神奈川県横浜市で作陶する喜多代京子さんです。

喜多代京子さんのうつわ

「サラリーマン時代にうつわに興味を持ち、陶芸教室に通い始めました。土を触る楽しさにすっかり夢中になり、陶芸学校を卒業して今に至ります。」

喜多代さんが特に魅了されているのは、古い染め付けの器。その味わい深い技法を取り入れつつも、どこかクスッと笑えるような、ちょっとお茶目で遊び心あふれるデザインに仕上げています。

喜多代京子うつわねこ

使うたびに思わず笑顔になれるような、ちょっとくらい嫌なことがあっても、この子たちを見たら『まあ、いいか!』って思えるような存在。喜多代さんの作品にはそんな楽しさがあります。

おねだりねこ
すいにゃーず

喜多代さんの暮らしには、2匹の愛猫がいます。日々の生活の中で見せる猫たちのしぐさや表情にインスピレーションを受け、作品にも自然とそのエッセンスが取り入れられています。マイペースな動物たちの魅力たっぷりの表情がたまりません。

喜多代京子さんのうつわ

制作は、ろくろや型を使って形を作り、小さな小物はすべて手作業で仕上げています。そのため、ひとつひとつ微妙に違う表情を持ち、手のぬくもりがじんわり伝わってくるような温かみのある仕上がりになっています。

喜多代京子さんのうつわ

磁器土を使っているので貫入が少なく汚れにくいのもポイント。お手入れも簡単だから、つい毎日手に取ってしまう。まるで小さなころ離さなった、お気に入りのぬいぐるみのように気づけばいつもそばにいる、そんな愛すべきうつわたちです。

手にするだけで楽しくなり、思わず話しかけたくなるような喜多代さんのうつわ。今日もきっと、誰かの暮らしに笑いと温もりを届けてくれていることでしょう。

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喜多代京子さん


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