物語の続きを紡いでいけるもの - Sugar Poppo -

おとぎの国のお話に出てくる登場人物たちがそのまま焼き物になったような世界観。Sugar Poppo(シュガーポッポ)さんの生み出す動物たちは、魅力的な主役や名脇役のように個々のキャラクターの存在感が際立っていて、見ているだけでも思わず笑みがこぼれてしまいます。

Sugar Poppoさん取り扱い作品

「作家名の''Sugar Poppo’’の由来でもあり、陶芸をなりわいとするきっかけにもなったのは結婚した友人への贈り物でした。」

大学の版画科で平面表現を学んでいたSugar Poppoさんでしたが、自分の手の中で立体を造っていく方が好きということに気づきます。また、アート作品というよりは身近に手に取って使ってもらえるものを造る方が性に合っているのかなと考えていたところ陶芸に出会われました。オブジェではなく、生活の一部として使ってもらえるものに、大好きな動物のモチーフを組み合わせて今の制作スタイルに。ご友人の結婚祝いに平和や多産の象徴でもある鳩に思いを込めて砂糖入れ(Sugar Poppo)を作ったことから始まりました。陶芸の足し引き自由なところ、焼き上がるまでどうなるかわからないところにも魅了されたそうです。

2021年に和歌山県で築窯。まだ新人作家のSugar Poppoさんですが、心惹かれる数々の作品を制作されています。店主は2022年の信楽作家市で初めてSugar Poppoさんの作品を拝見したとき、個性豊かで魅力あふれる一つ一つの作品がとても丁寧に作られていることに一目惚れ。すぐにお声をかけさせていただいたのを覚えています。

Sugar Poppo
信楽作家市のブース

Sugar Poppoさんの作品は可愛らしいだけではなく、どこかリアルで写実的なところも面白味があります。不思議の国?に迷い込んだような素敵なドキドキ感です。

Sugar Poppo猫小皿
Suger Poppo

「制作の際はまずは自分がかわいいと思えるかどうかの気持ちを大切にしています。そして使われる方がそれぞれに動物たちとの物語を紡げるよう
な食器にしたいという思いを込めて作陶しています。」

そのお言葉通り、動物たちのしぐさや声、性格などまでも勝手に想像し、空想の翼が広がっていくようなそんな楽しさがあります。

Sugar Poppo ポット



「今までの動物たちに加えて日本にはいない動物の制作にも挑戦してみたいです」とSugar Poppoさん。今後の活躍が今から楽しみです!


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